52ヘルツという孤独
前回お話していたクジラの作品、ひとまず完成といたしました。
タイトル︰ 「きみを探して」
先日とあるネットニュースで
52ヘルツの周波数で仲間を探し続けているクジラがいると見かけました。
町田そのこさんの小説のタイトルにも使われていますね。
(私はまだ読めていないのですが…とても興味があります。)
多くのクジラが15~25前後の周波数による超音波で仲間と交信するのに対して
その1頭のクジラは52ヘルツという周波数で音を発するため、低すぎて他のクジラに気づいてもらえていない可能性がある、という記事をみて
なんて切なくて、でも美しい話だろうと感銘を受けました。
クジラも蝶も、本来は群れの中で生きていく生き物です。
ですが生き延びていくためには、天敵だけでなく味方もいない世界で過ごしていくこともあるようです。
そんな彼らのように、孤独を生きていく中で出会い、交差していく瞬間を描ければと思いました。
あくまで私の想像です 笑。
今週には額装できるかな?
このまま無事に額装できたら、地元の市民展にて出展しようと思います。
たくさんの思いを経て描きました。なので少しでも晴れの舞台に立たせてあげたいなと。
額装が楽しみです。