Decembersnow19

好きなものを描いたり載せたり。 2015年から彫紙アートの作品を作っています。FBやTwitterやっています。絵描きさん、作家さんからのコンタクトもお待ちしています。

久しぶりの外の世界

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今月の21日から開催されている、彫紙アートの創始者 林敬三先生の個展へお伺いしました。



昨年からのコロナ蔓延のため、自粛や緊急事態宣言の繰り返しで、お世話になっていたお教室から遠のいてしまい
その後の私の慌ただしい生活もあって、なかなかお会いできないまま1年ほど経ってしまいました。

林先生のほうも、今回で個展が数年ぶりの開催ということもあり
これはぜひお伺いしたい!と思い、緊急事態宣言が明けた翌日22日に思い切って遠出のお出かけをしました。


(※マスク着用や手指消毒、混雑時間を避けての移動など、これまで同様の工夫は変わらず続けています)


自宅と仕事の往復のみがほとんどの生活をしてきたので、久しぶりの遠出はなかなかの緊張感がありました。

スマホGoogle以外の、駅付近の看板地図が読めないほど土地勘が薄れてました笑。



会場へつき、2019年のグループ展以来に林先生の作品を間近で見ることができ

ここしばらく制作への気持ちが高まっている自分としては、とてもエネルギッシュな作品に沢山のパワーをもらいました。

会場中央は動物をメインにされた大作が沢山連なっていて、
会場でお会いできた妹尾先生に、どの作品が好きですか?と聞かれ、
迷いながらも2つの作品名を口にしたのですが

その作品のタイトルが
「母になった日」と「曇のち晴れ」という、牛をモチーフにした作品でした。



偶然にも母という言葉の入った作品と、雨のち晴れという、今の自分を投影したタイトルのものを無意識に選んでいたことに
人の潜在意識ってすごいなってちょっと思いました笑。


2019年のグループ展では、リアルな深い断層の花の作品もありましたが

今回は思わず笑顔になってしまうような、とても愛らしい動物の作品が沢山あり、林先生と妹尾先生と楽しくお話しながら、素敵な時間を過ごせました。


慌ただしい時間を過ごしてきた中で、ずっとお教室に行けなかったことが心に引っかかっていました。なので改めて自分の近況もお話できて嬉しかったです。



こちらの展示は、有楽町駅前 東京交通会館 B1【ギャラリー玻瑠(はる)】で3/27日まで開催です



私自身は最近、紙の作品以外にもいくつか興味のある分野ができていて

変わらず紙と絵をテーマに制作していますが
新しい見え方を取り入れても楽しいかな?と、作業の流れを変えています。


Twitterでも少し書いていますが

本格的に制作専用の部屋を一室整理して、いつでも作業できるようにしたことや

作業机や道具のメンテナンス、見直しをしたりして改めて自分の触り心地がいいものを見直したりして切り替えがしやすくなったこともあり

これからまた楽しさを積み重ねていけたらいいなぁと思い過ごしています。


このバランスは永久的にできるわけではなく、今は仕事をセーブして大幅に在宅できる時間ができたためなので

仕事が増えた後でも動きやすくなるようにすることが課題の1つでもあります。



まだまだ地味で地道な道のりです笑



それでも見える気色が全く違います。

こうして文章にすることも苦にならず、新しく見える世界は、貴重な瞬間や貴重な人たちの関わりのおかげでもあります。


これまで何度も、どんな生き方が自分にとって幸せと言えるのかを問いかけてきましたが、

今は少し見え始めそうな気がしています。



まずは小さい目標を1つ1つクリアしていきたいです。



とっても貴重な1日になりました。



長くなりましたが、この日向かった展示はまたもう1つあります(笑)


それは次回の記事で。