2019年の会員展での出来事
少しずつですが、今年の作品をようやく作っています。
こんにちは、もしくはこんばんは。
前回、2019年度の全国彫紙アート展での作品について書きました。
今回はこの展示で印象深かったことをいくつか書いていきます。
少し話がそれますが
その前年の2018年、夏前に通っていた新宿での教室が閉校して、彫紙アート協会システムが新しく変わったこともあり、しばらくは教えて頂いた先生と離れ半分心細い時期がありました。
2019年の2月、新しい教室への開校のご案内があり、今の林先生と妹尾先生と改めて作品づくりをしていける環境になるまで、今思うと自分の制作の基盤が少し歪んでいたように感じます。ちょっとしたブランクですね。
そしてその基盤が戻せないまま展示作品の準備へと入り、強引に仕上げましたが、前回書いたように後悔の強い作品になりました。
さて。
その中で、制作中に何度かTwitterへ制作途中などの内容を投稿していたところ
以前に自分がフォローしていた方からメッセージが届きました。
PICTRE ROOM(@picroom_inst)というインストバンドをされている、とざわさん(@tozawa0217)さんからのご連絡でした。
日頃から私が彫紙アートの先生方の作品をリツイートしていたことや、私のブログから彫紙を知り、興味がわいたことと
ぜひ展示での作品を見たいという内容でした。
ここまででも、当時は心臓が飛び上がりそうなほど嬉しかったです。
PICTRE ROOMさんの音楽はその前にTwitterから知りましたが、自分にとってとても素敵だなと思う音楽ばかりで、そのバンドの方からこういったご連絡があったことにもびっくりしていました。
そして会期中の週末に
今年は在廊しよう!ときめていたのですが
なんと、その日本当に来て下さったのでした!
。゚( ゚இωஇ゚)゚。
その日はとざわさん、そして同じバンドのメンバーのさくらがいさん(@_sakuragai)さんが見に来てくれました。
おふたりとも、会場全体をとても丁寧に見て下さり、好きな作品や重なった紙を目から見えた感想などを沢山話してくださいました。
とても人柄の良い素敵な人たちだなぁ…と感動したのを覚えています。
作品では不完全燃焼だった私ですが、おふたりがその後もそれぞれのTwitterでのアカウントで、この展示のことを書いて下さり
そしてとざわさんは、ご自身のブログでもこの展示について書いて下さりました。
(何と、あの時すぐお礼を言えずでした…!)
本当に嬉しかったです。
Twitterから初めてリアルでお話できたおふたりなので、とても貴重な思い出になりました。
その年の暮れに、PICTRE ROOMさんは何度かライブもされていて
行きたいなぁ、行きたいなぁと思いながらも行けず…(そもっそもライブという名のイベントをちゃんと参加したことない)
そこが心残りでもありました。
現在、作曲を担当されているとざわさんも
曲作りで心境の変化があったのかな、という場面を記事で拝見させて頂き
どんな変化であってもまた、これからも沢山の演奏や曲を聞けたらなと思っています。
↓PICTRE ROOMさんの曲です
アルバムを買った時から、今でも1番好きな曲の「coastal town」。
初めて聞いたときに、ぞくぞくっと背中が震えました。
インストゥルメンタルってこんなに情緒ある綺麗なものなんだ…とドキドキしたのを覚えています。
ジャケットも可愛いのです。。。
ライブで配られたミニアルバムも欲しかった…………!
何故か推しの曲がオーケストラになると嬉しい。
曲の綺麗さと哀愁が増して、より品格が出るなぁ……すごいなぁ…としみじみ聞いています。
いつかまたお会いして、改めてちゃんとお礼が言いたいなって思います。
制作にあたって、整えられた環境というのは大切なのかもしれませんが
限られた時間や自分の見えた風景からでも、いいものは作れるということを、PICTRE ROOMさんを通して改めて感じています。
それは描き手にとっても同じこと。
こういった世の中だからこそ、私たちができること。
その可能性を今一度信じていきたいです。
長くなりました。
だけどずーーーーっと書きたいことがようやく書けました。
これだけのことを書いたのですし、制作ももっと気を引き締めて今後やっていきたいなと思います。
次回からは、また制作しているものなど。
それに伴って、ブログ移転なども引き続き考えていけたらなと。
やりたい事は沢山あります。
それでは、この辺で。