人と出逢う意味
今月の頭頃、パーチメントというアート展覧会があり、彫紙の教室へ一緒に通っている方と足を運びました。
初の自由が丘でした(^^)
パーチメントというのは、トレーシングペーパーのような半透明な紙をエンボス加工したり、切り抜きやカットなどを駆使して、色々な表現方法から形を作っていくアートです。
作品は紙がもとになりますが、仕上がりはまるでレース素材のように、きめ細やかで美しいものばかりです。
一緒に見に行った人と会わなければ知ることのない世界ではありましたが、本当に素晴らしい技術です。
もともとはオランダ発祥の技術らしいのですが、繊細な感覚や勤勉さが日本の感性に合ってるのか、やはり海外からの日本の評価はとても高いとのこと。
ずっと見ていられるくらい綺麗でした(*´_`*)
ご一緒させて頂いたのは、教室でも度々お会いする方で、教室以外の場では今回が初めてのお出かけでした。
同性の方ですが、年が少々離れてることもあり、会話が果たして持つだろうか…などと、かなーーーり私は緊張して待ち合わせ場所へ向かいました(笑)
安定のコミュ障(笑)
けれど、そんな私の心配など本当に無意味だったほど、お互いにやってきた作品や好きなものなどで盛り上がり、いい1日になりました。
あの心配は一体何だったんでしょうか(笑)。
今回も含め、最近は本当に年上の方から学ばされることがとても多いです。
特に同じ女性の方は、家庭を持つ持たないでも感覚は大きく変わったりもしますし。
彫紙や職場以外では、年上の方と話すことが増えましたが、職場はほとんど年下で、それはそれでまた感覚も違い面白かったりします。
ただ共通して言えるのは、全く遠い場所から知り合った縁なのにも関わらず、とても身近に感じる共通点がそれぞれにあること。
職場の後輩は年齢的に近いこともあり、働き方や環境の転機が似ていたり
彫紙を通して出会った先生や友人は、やっぱり作品の好みや向き合い方が良く似てたり。
同じアートを好むでも、あらゆる感覚の人がいる中で、これだけ何かしら繋がる人と出会うのは、すごいことだなぁと。
アートに関して言えば、私自身も「古き良き」ものに惹かれるタイプなので、
(例えて言うなら80~90年代の資生堂広告とかのデザインが大好きだったりする)
それを見てきた先輩方との話が噛み合うのは、良い意味で自然なことなのかも知れません。
もっともっと、作品へ注ぐエネルギーを増やしていきたいですね。
ちょっとずつ、頑張ろう。