出逢い
11月ももう終盤へと差し掛かり、年の瀬も近づいてきました。
つい先日、今年一年自分が動いてきたことを振り返り、まだまだ足りないな~と思うことも沢山気づけました。
彫紙アートでいっぱいいっぱいで、ずっと迷っていた転職活動にも本腰を入れられませんでしたが
ようやくこちらも動き始められそうです。
なんでしょうね、あんなにグズグズしていた迷いが嘘みたいに、スッキリと無くなってしまいました。
今は、やりたいことがある自分になれて。
それがあれば、どんなことも頑張れるような気もしています。
今の自分と、180度違う幸せを取りに行くのではなく
少しずつ具材やスパイスを足して、旨味をだせるような
そんな変化でも良いかなと。
そんな感覚でこれからを変えても良いのかな、と思っています。
良い縁ばかりではないかも知れませんが、それもまた経験ですし。
それでも2015年に彫紙アートと出会えたことは、今思えばとても不思議でした。
とあるSNSで、彫紙アートの体験入学の宣伝記事を見て、ほんとに、なんとなくでホームページへ飛んだのがきっかけでした。
SNSでの記事は、まだ駆け出しの頃の宣伝だった様で具体性があまり見えず、興味がありながらも躊躇していました。
そこからHPでの丁寧な説明を見て、じっくり考えて。
とりあえずワンコインで体験を受けられるということで、行ってみるかーと。
最初は正直、続けるつもりもありませんでした。
それがみるみるうちに。
あれよあれよとハマリこみ(笑)
この世界をできる限り続けていこうと思えたのは。
やっぱり絵を描くことで何かしらのプロフェッショナルになりたいと思ったからでした。
それがどの分野で、どれ程のキャリアで、さらにはどれだけ知られた世界、あるいは需要が求められる場所か、というのは
まるで矛盾していますが、当初の私には関係ありませんでした。
当時はただただ、絵を描くという、その居場所が欲しかった………。
プロと呼ばれる道のりは、それから探せばいいと思いました。
プロフェッショナルの定義というのは、今でも自分の中で漠然としています。
多分きっと、言葉では表現できないのかも知れません。
イラストレーターです、デザイナーです、作家です、アーティストです。
そこにビジネスが少なからずとも発生して、プロフェッショナルの本質が問われるのだとは思いますが
そもそもプロフェッショナルという職業はないわけですから
絵が売れたらイラストレーターや画家か、というよりかは
お金を払って買いたいと思ってもらえること、それに見合った仕事をすることがプロフェッショナルなわけで。
それを探すための手段に、この彫紙アートはまた沢山学ぶことがありそうだなぁというのが現在の感覚です。
いつかは、そこにたどり着けるとして。
それまでに一体どれほどの作品を作ることになるかは、全く想像できませんが(笑)
この世界に入り、過去の自分が見たらきっとびっくりするだろうと思うくらいに、前を向けるようになりました。
それでもまだ、ふいに全てのバランスを失いそうになります。
例えて言うなら、いつも一緒に笑ってくれる人の笑顔は、本当に楽しんでくれているのかな?とか。
本当にこのまま、自分のやりたいことをやってる自分でいいのかな、とか。
今年は特に、思いを言葉にすることの力を知った気がします。
紙と絵をコラボさせたいとここに書いたら、いつの間にか彫紙アートに出会い。
展示参加の目標も叶い。
軽い気持ちで名刺やポートフォリオ作るかも~と書いたら、ほんとに気づけば作っていて。
さすがに仕事変えたい~と言いながらも、つい先月まで年内に転職活動を始めるのは無理だな……と思っていたら、あっさり今週から面接予定を入れてしまったり。
今までにないくらい、直感が働いていた気がします(笑)
なんか、ピンとくる時というのは、焦らず冷静にいれば訪れるものなのかなと。
そこで一番大事なことは、自分が今出来ることを熟知している必要がありますが。
これからも、いい流れと縁に触れあえますように。