Decembersnow19

好きなものを描いたり載せたり。 2015年から彫紙アートの作品を作っています。FBやTwitterやっています。絵描きさん、作家さんからのコンタクトもお待ちしています。

神保町へ

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だいぶ今更という感じですが、紙の見本店である竹尾さんへ足を運びました。


画材屋さんで見るより、はるかに色味も材質もあって、なかには紙に見えないものまで。
とても面白かったです。


授業の前の合間で言ったので、あまり時間はありませんでしたが、それでも楽しく見れました。


見ながら、次の作品のヒントになったり。



2階はショウルームになっていて、今回は紙とLED電気が組み合わせた展示になっていました。

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銀ナノインクという、とても小さい銀の粒子が含まれたインクを印刷することで、取り付けられた小さな電球へ電気が送れるようになります。


電気を通す回路を作るための作業行程で、溶接などを行うエッチングに比べて費用も大幅に下げられ、また用途がとても幅広いため、工学に限らずあらゆる分野で取り入れられる技術になっているとのことです。



これは私の見解かも知れませんが、紙を扱うデザインは、時に光の加減を味方につけたくなります。


切り絵にバックライトを当てて影絵に見えるようにするやり方など、様々なクラフト作家さんが光をテーマに制作をしてきたと思います。


その中でも、この技術はとても興味深いものがありました。

実際、展示されていた方達のアイデアも、すごく共感できる部分があったり。


切り絵をスタンド状の立体にして、ライトアップっぽくしたり。
(やっぱりそこは外せないですよねー、みたいな。笑)


この銀ナノインクが印刷できるものである以上、絵を描くように自由に形を選べるところも、魅力的です。


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上の写真からは見えませんが、紙に蛍がいて、おしりの部分が光るようなデザインになってる作品がありました。
この季節にもぴったりで、なんかグッとくるものがあったり。


……… 今さらだけどオリンパス持っていけばよかった〇| ̄|_



そしてそのまま新宿へ。



制作も、終盤へと入っています。

あとはやりきるだけなのですが、これもなかなか苦しいところ。


山場を越えたあとの疲労感というのでしょうか(笑)


数ヶ月単位で一つの作品を作るということ自体が初めてなので(アイデア出しから考えれば半年………)、まさに生みの苦しみというのはこれなのかなと。

早く終わって欲しいような、終わって欲しくないような。


難しいところかな、と。笑



とりあえずは、進めるべきことを、一つ一つ。


どうか、無事に完成しますように。