言葉にすること
先月から、心身ともに制作へどっぷりハマっています。
下絵(仮)の線画や色選びの修正をなん十回と繰り返し、悩み、答えを出して。
その作品以外にも、人へ渡す作品が何点か。
本当は展示作品も、もう1パターンくらいの作品を考慮できたらベストなのですが、なかなかそこまで余裕がありません(^^;
楽しくなっては行き詰まり、また楽しくなっては行き詰まりの繰り返しで、それでもふと感じるのは、最近ようやくというべきか、自分が初心者の頃よりも数段、技術がついている実感が湧くようになりました。
とはいえ、まだまだ身につけたい感覚や技術も、山ほどあります。
ああしたい、こうしたい。 ああなりたい、こうなりたい。
それを文字にしようとすれば無数に浮かんできます。
正直、複数の作品を同時に作るほど意欲的になれるなんて、思いもしませんでした。
まして数年前の自分の未熟さを思えば尚更。
昨年の私も、その前の私も。
ただ幼かったのだな、と振り返る今日この頃。
幼い、その言葉が適切かどうかは微妙なところですが(笑)
人と比べてないものねだりばかりして、自分の中と向き合うことをしませんでした。
そういう意味では、やはり幼かったと。
作品を作っていると、驚くほど気持ちが安定します。
苦しさもありますが、それは自分の中にあるもので、誰かを巻き込んだものでもありません。
筆を持っても、線のピントすら合わせられなかった昔を思うと、ただ作る楽しさを噛みしめるばかりです。
時間はまだかかりますが、ここでお見せできる日がきたらいいなと、そう思います。
明日も頑張ろう。