大きく緩やかに
描くモチーフや、描くことにおいて
現段階ではひどく視野が狭く、文字通りに行き詰まっています。
そこで、リハビリ感覚といったところでしょうか。
あえて何も考えず奔放に線を引いたり
好きなモチーフをザクザク描いたり。
彫紙アートでは、もともと絵に携わってこなかった方たちも、彫るという技術に魅了されては最終的に、インストラクターまで目指している方も多いそうです。
ただ。やはり絵が描けないという壁は後々に大きく立ちはだかるようで、今日はそういった方たちとも、絵を描くのって難しいよねと熱く語ってきました(笑)
結局は、ただひたすら描くしかないんだなと。
ただひたすら描く。
それが出来なかった頃の私には、考えられない言葉です(笑)
私も決して描けるとは言えません。
知らない世界や感覚が、あまりにも多すぎるからです。
でも、それをまた知っていけることも、きっと幸福なことなのです。
今日は、鳥。
中央に特徴的な顔ぶれがいます。
信じられないことですが、
まともに絵を描けなかったときも、今思えば描きたい気持ちは貪欲でした。
本屋や画材屋に行けば、次々と描きたいことはたくさんあって。
次はあれを描こう、あれをしよう。
そう思っては画材や参考書を買い込んでいたのに、ほとんど手がつけられず。
グループ展示での参加のチャンスが与えられ、好きなものを作っていいのだと楽しみな今、あの頃が嘘のように、その時に買い込んだものが私を今、助けてくれます。
せっかくのチャンス。少しでも良いものを作りたい。