怒りという感情
今月は仕事でのアクシデントが続いて。
幸い私自身は周囲の人の気遣いでいつも通り仕事ができて。
でもほんの小さいことで、理不尽なお客様から怒りを直接ぶつけられたことは驚きでしたし、色々な角度で考えを改めるきっかけになりました。
まずひとつは、仕事においてどんなに努めても自分は完璧になれないということ。
謙虚さがとても大事だと改めて実感しました。
あともうひとつ。
ここからは自分を振り返った形になるのですが。
自分を見ても他人を見ても、怒りという感情ほど物事を悪いほうへ向け、
事実を歪ませ、
自分も他人も苦しませるものはないということ。
体を壊す前の私もそうでしたが、その頃の私は自分に対し、多くのコンプレックスや自責の気持ちがあって
常に自分に対し怒りを感じていたし
親しい人に怒りをぶつけてしまった時も
その時ほど相手も自分も信頼を失いそうになったことはありませんでした。
喜びで舞い上がってしまうより、悲しみで沈んでしまうよりも遥かに、怒りは破壊的な要素を多く持ち合わせています。
傷ついた気持ちになったり、誰かを傷つけたくもなるかも知れません。
その気持ちがどこで変わり、どこから生まれてくるのかを近頃考えます。
現実でも、メディアでも
こうした事実につながる出来事を目にすると、とても悲しい気持ちになります。
私は自分と、もっともっと向き合わないといけないのだと
しみじみ感じる今日この頃です。