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制作と再会

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とても小さい作品ですが


今月の22日から三週間ほどの期間で開催される、地元の市民美術展に出品しています。


きっかけは、中学の頃にお世話になった先生の存在でした。


毎年、年賀状のやり取りをしていて、今年の年賀状を彫紙の作品を印刷したデザインのもので送ったところ、市民美術展の会員でもあった先生からのお誘いを頂きました。


実はこの先生には、私自身も深い思い出がありました。


昔から古い美術が好きだった私にとって、その興味ある分野について
共感できる友人もいなく、少しだけ退屈というか、寂しいような時期がありました。
当時は15歳という年齢だったので、そのギャップはまぁ無理もないかなと。


今でもはっきり覚えています。
全く美術に関係のない選択授業で、当時の先生は音楽の授業をしていました。

私は美術の次に音楽も好きなので、もっと音楽の授業に触れたかったのですが、自習のような、自由な時間帯になると、私を含めたグループの女の子たちは、ただおしゃべりをするだけで、それが嫌でした。

一応、そのグループの子たちに合わせているつもりでしたが、無意識に先生は何かを感じ取ったのかもしれません。


ふいに私の隣にやってきて、柔らかい仕草で椅子に座ると、何気なく話をかけてきました。


その時迫っていた期末テストの話や、本当はもっと色々な音楽を聞きたいこと。初めて話したけれど、とても自然体で話せたのを今でも覚えています。


その中で先生は、当時美術部で活動していた私に

「いつも美術部ではどんな絵を描くの?」と聞いてきました。

そんな質問をされるとも思わなかったので、きょとん、としながらも答えると


「私もね、音楽を教えてはいるけれど、絵を描くのがとても好きなのよ」と、にっこり答えてくれました。

美術の顧問の先生ですら、そんな風に歩み寄ってくれなかったので、その時は本当に嬉しくて。

どんな絵が好き?とか、絵を見るとどんな風に考えたりする?
と聞かれて、自分なりに話してみたら

先生も嬉しそうに聞いてくれて、私に絵を描き続けるよう応援してくれ、色々な相談にも乗ってくれました。


中学の卒業アルバムには、約束よと微笑みながら

「一緒にいつか美術展へ作品を出そうね」と書いてくれました。


絵が描けなくなった時も、時折思い出しては、この時の先生とのやり取りが支えになりました。


その約束を、17年越しになりましたが
やっと果たせました。


搬入の祭に、本当に久しぶりにお会いできた時は

さすがに私も目が潤んでしまい、そんな私に先生も少し驚いていました(笑)



この美術展では、油絵の大作を出している会員の方がほとんどなので、私の作品はとても小ぶりで幼いものですが
その、大作の人達の作品を見て感動するのと同時に、

改めてまた、次の作品へのエネルギーや意欲が湧くきっかけとなりました。



とても恵まれた機会を頂けたと思います。




本場の彫紙アート展も、今年は例年より早めの開催となったため、そろそろ新作を考えなければなりません。


それ以外にも、頼まれている作品や


来年にはグッズ販売を考えているので、その試作品づくり、などなど。



もちろん彫紙だけでなく、水彩や鉛筆もまたやっていく予定です。

最近はめっきり、鉛筆作品がないですが………。




絵を描いていくことの大切さを、改めて感じています。



もう会えないけれど
本当ならこのことを一番に伝えたかった人もいます。


そう思う一方で、次は今よりいい作品を作りたいなと、そう思う今日この頃です。



年明けから幾つか作品を作っていたので、次回の記事ではそれを載せられたらなと思います。


長くなりましたが、今回はこの辺で。

新しい作品

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お久しぶりです。

年末、そして年明けから心身ともに狼狽する出来事が多々ありまして。

2月からは長期的に体調を崩したりしていました。


そんな中、とっても大事な作業に追い込まれています。

お誘い頂いている、とある展示会の作品制作です。

なんと今月末には仕上げないといけません。

が、ご覧の通りまだカットに入ったばかり。


それでも、「まだ慌てるような時間じゃないと」思えている自分にビックリです。



今回は、まぁ何というか。

短期間でどれだけ作れるかというのを試してるのもあります。


よって、諦めたらそこで試合終了なのです。






作品は、蝶の集合体がモチーフになっています。

立体感が出るまでは、まだ分かりづらいですね。





この作品を練りながら、秦さんの「朝が来る前に」という歌をよく聞いています。


この曲は、人生の岐路に立った時に聞いていたのもあり、また改めて色々思う所があって。



この曲を聞いて一番思うのは


この日記を書いた時期の自分自身です。


http://decembersnow19.hatenablog.com/entry/2013/12/29/081643



朝日が部屋に入り込む様子を、ずっと眺めていた頃。



新たに作品に形づけることで、言葉に出来ない思いも、込められたら。





とりあえずは頑張って完成させます。


出来上がり次第、また更新予定です。

人と出逢う意味

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今月の頭頃、パーチメントというアート展覧会があり、彫紙の教室へ一緒に通っている方と足を運びました。


初の自由が丘でした(^^)


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パーチメントというのは、トレーシングペーパーのような半透明な紙をエンボス加工したり、切り抜きやカットなどを駆使して、色々な表現方法から形を作っていくアートです。
作品は紙がもとになりますが、仕上がりはまるでレース素材のように、きめ細やかで美しいものばかりです。

一緒に見に行った人と会わなければ知ることのない世界ではありましたが、本当に素晴らしい技術です。


もともとはオランダ発祥の技術らしいのですが、繊細な感覚や勤勉さが日本の感性に合ってるのか、やはり海外からの日本の評価はとても高いとのこと。


ずっと見ていられるくらい綺麗でした(*´_`*)



ご一緒させて頂いたのは、教室でも度々お会いする方で、教室以外の場では今回が初めてのお出かけでした。

同性の方ですが、年が少々離れてることもあり、会話が果たして持つだろうか…などと、かなーーーり私は緊張して待ち合わせ場所へ向かいました(笑)
安定のコミュ障(笑)


けれど、そんな私の心配など本当に無意味だったほど、お互いにやってきた作品や好きなものなどで盛り上がり、いい1日になりました。
あの心配は一体何だったんでしょうか(笑)。


今回も含め、最近は本当に年上の方から学ばされることがとても多いです。

特に同じ女性の方は、家庭を持つ持たないでも感覚は大きく変わったりもしますし。


彫紙や職場以外では、年上の方と話すことが増えましたが、職場はほとんど年下で、それはそれでまた感覚も違い面白かったりします。



ただ共通して言えるのは、全く遠い場所から知り合った縁なのにも関わらず、とても身近に感じる共通点がそれぞれにあること。


職場の後輩は年齢的に近いこともあり、働き方や環境の転機が似ていたり

彫紙を通して出会った先生や友人は、やっぱり作品の好みや向き合い方が良く似てたり。


同じアートを好むでも、あらゆる感覚の人がいる中で、これだけ何かしら繋がる人と出会うのは、すごいことだなぁと。

アートに関して言えば、私自身も「古き良き」ものに惹かれるタイプなので、
(例えて言うなら80~90年代の資生堂広告とかのデザインが大好きだったりする)


それを見てきた先輩方との話が噛み合うのは、良い意味で自然なことなのかも知れません。



もっともっと、作品へ注ぐエネルギーを増やしていきたいですね。

ちょっとずつ、頑張ろう。

出逢い

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11月ももう終盤へと差し掛かり、年の瀬も近づいてきました。


つい先日、今年一年自分が動いてきたことを振り返り、まだまだ足りないな~と思うことも沢山気づけました。


彫紙アートでいっぱいいっぱいで、ずっと迷っていた転職活動にも本腰を入れられませんでしたが


ようやくこちらも動き始められそうです。



なんでしょうね、あんなにグズグズしていた迷いが嘘みたいに、スッキリと無くなってしまいました。

今は、やりたいことがある自分になれて。

それがあれば、どんなことも頑張れるような気もしています。


今の自分と、180度違う幸せを取りに行くのではなく

少しずつ具材やスパイスを足して、旨味をだせるような

そんな変化でも良いかなと。

そんな感覚でこれからを変えても良いのかな、と思っています。


良い縁ばかりではないかも知れませんが、それもまた経験ですし。


それでも2015年に彫紙アートと出会えたことは、今思えばとても不思議でした。


とあるSNSで、彫紙アートの体験入学の宣伝記事を見て、ほんとに、なんとなくでホームページへ飛んだのがきっかけでした。

SNSでの記事は、まだ駆け出しの頃の宣伝だった様で具体性があまり見えず、興味がありながらも躊躇していました。


そこからHPでの丁寧な説明を見て、じっくり考えて。
とりあえずワンコインで体験を受けられるということで、行ってみるかーと。


最初は正直、続けるつもりもありませんでした。


それがみるみるうちに。
あれよあれよとハマリこみ(笑)


この世界をできる限り続けていこうと思えたのは。


やっぱり絵を描くことで何かしらのプロフェッショナルになりたいと思ったからでした。


それがどの分野で、どれ程のキャリアで、さらにはどれだけ知られた世界、あるいは需要が求められる場所か、というのは

まるで矛盾していますが、当初の私には関係ありませんでした。


当時はただただ、絵を描くという、その居場所が欲しかった………。


プロと呼ばれる道のりは、それから探せばいいと思いました。


プロフェッショナルの定義というのは、今でも自分の中で漠然としています。


多分きっと、言葉では表現できないのかも知れません。


イラストレーターです、デザイナーです、作家です、アーティストです。


そこにビジネスが少なからずとも発生して、プロフェッショナルの本質が問われるのだとは思いますが


そもそもプロフェッショナルという職業はないわけですから


絵が売れたらイラストレーターや画家か、というよりかは

お金を払って買いたいと思ってもらえること、それに見合った仕事をすることがプロフェッショナルなわけで。


それを探すための手段に、この彫紙アートはまた沢山学ぶことがありそうだなぁというのが現在の感覚です。


いつかは、そこにたどり着けるとして。

それまでに一体どれほどの作品を作ることになるかは、全く想像できませんが(笑)




この世界に入り、過去の自分が見たらきっとびっくりするだろうと思うくらいに、前を向けるようになりました。


それでもまだ、ふいに全てのバランスを失いそうになります。


例えて言うなら、いつも一緒に笑ってくれる人の笑顔は、本当に楽しんでくれているのかな?とか。

本当にこのまま、自分のやりたいことをやってる自分でいいのかな、とか。




今年は特に、思いを言葉にすることの力を知った気がします。


紙と絵をコラボさせたいとここに書いたら、いつの間にか彫紙アートに出会い。

展示参加の目標も叶い。

軽い気持ちで名刺やポートフォリオ作るかも~と書いたら、ほんとに気づけば作っていて。


さすがに仕事変えたい~と言いながらも、つい先月まで年内に転職活動を始めるのは無理だな……と思っていたら、あっさり今週から面接予定を入れてしまったり。


今までにないくらい、直感が働いていた気がします(笑)


なんか、ピンとくる時というのは、焦らず冷静にいれば訪れるものなのかなと。


そこで一番大事なことは、自分が今出来ることを熟知している必要がありますが。



これからも、いい流れと縁に触れあえますように。

反省点とか

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展示が終わり、一息つくかと思えば今度は職場の繁忙期に入りました。


最後の記事を書いたあたりから、帰宅後にベッドへ倒れこむような生活が続いています。


たった8時間しか働いてないのに、この疲労感は何なのか(^^;
しばらくモヤモヤしていましたが、考えてみたら秋ごろからお客さんの流れが増えたりと、それはそれで中々の多忙さ故だったのでした。


展示の結果は本当に残念でした。


人物も、思ったより自分のデッサンが生かせなかったり、いろいろと足りないものがはっきり見えました。


それでも彫紙は、きちんと終わらせれば形になるというのが、私にとっては大きいものでした。



まずは一歩一歩です、ね。



あれから人物の絵の研究も見直したりと、地道に作業してましたが、ここにきて疲労のためペースダウン。


というより、疲労感に負ける自分の弱さが本当に嫌で。メンタル弱すぎ。


でもとりあえず今月は、自分のモチベーションを見直す意味でも休息期間にしようかなと。



今日は、今月中に取り組む作画のリストを見直して、作業時間の調整に入りました。


来月は、とある展示を見に行きます。


その感想も、また書けたらと思います。


残り少ない今年も、丁寧に過ごしたい。そんな今日この頃です。

新しいスタート

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ようやくポートフォリオを、作り始めました。

年末までにとりかかればと思っていましたが、最近人と関わることが増え始めたこともあり、作品に話題が触れたときのためにも便利だなと思いまして。


とは言っても、まだ身近な人へ見せるものしか出来ませんが(^^;



以前、参加させて頂いたミレージャギャラリーさんでの作品から、人へ譲った作品など、

そして彫紙アートで学んでいること、など。



彫紙アートそのもので言えば、アートという分野ではまだ漠然としつつも、作品を見た人からの受け止め方はかなり良い意味での感想が多いようです。



今回の展示会の作品では、言うほど自分の意図を出しきれなかったので、今後はもう少し作品のコンセプトを絞りたいな、というのが一つの答えです。


今後の方向性は一つ決まったので、あとは思考錯誤しながら、これだ、と思う表現が見つかればいいなと思います。



一時は彫紙アートならではの、全く新しい感覚をだそうとしましたが、やはり厳しいものがあり。

これも因果なのか、半年さんざん悩んで、戻った答えはむしろ「これまでの経験を生かす」選択でした。


作品のイメージが湧き、それを人に伝える度に、ずっとしまっていたものが放たれていくのを感じます。


デッサンを学んでいたころだけでなく、描けないと鉛筆さえ握れなかった時期は、自分をよく責めましたが


描けなくても思い描いていたものというのはあって。


それが繋がり始めた今、これはこれで、少なくともこの5年間は自分なりの経験値になったのだと、今感じています。



それでも、これからの自分にも必要なのもまた新しい経験値です。


今度は、より人に見てもらう、という経験値で。




なーんて選らそうに書いてるけど、まだアイデア書きを始めたばかりです←


1日1日、少しずつ枚数を積み重ねていくしかないです。


見てくれる人がいるかどうかなんて以前
の話ですね(^^;
恥ずかしい…………。



枚数を重ねていくことは、多分きっと、どこかで1日1日を大切にすることにも繋がるんだと思います。



そう思って、また新たな作品を作っていきたいと思います。



明日は展示会最終日です。

秋。

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夏の暑さはどこへやら。
すっかり長袖の季節になってきました。



今日は搬入の日です。
わかってはいたけど、やっぱりちょっと緊張します(笑)


あのすごい方達と、自分の作品を並べる日が来るなんて。




はてさて。

半年続けた作品が一つ終わったわけなので。

新しいのを早速練り込んでいます。



というか、アイデア幅を広げる研究をしたり。

その中で、紙にこだわらずまた水彩をやったりしながら、かっこつけて言うと、原点に戻るという感じでしょうか。笑



その中で、ピンとくる表現をひたすら探すような感じです。



描いていきながら、それほど多くはなくても閃きを感じるようにもなり。



その感触を取り戻すのも、同じく一年かかったわけなんですね。


そういう意味では、やっぱり長い一年だったなぁ。


長いこと、悩む=苦しいと思い込んでいましたが、悩む時ほどやはり脳を使い、新しいものを発見したり気づいたりすることってすごく良いなと、今は思うようになりました。




今年は音楽と、食べること、絵を描くことに心地よさを少しずつ感じるようになり。


そういう感覚を、これから枝のようにもっともっと伸ばしていけたらいいなって思います。



さて、ぼちぼち準備するかな。