Decembersnow19

好きなものを描いたり載せたり。 彫紙アートの作品も作っています。

小さな欠片を集めて

1月の末頃に友人と
上野にある田畑硝子工房でアクセサリーを作りに行きました。


http://tabataglass.tokyo/



もともとは浅草あたりに行きたいと話していたのですが
たまにはモノづくりもいいかなと思い、体験を申し込みました。


2k540という通路を渡り歩くと、様々な雑貨屋さんがあります。


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末広町駅のほうに近い入り口のそばに、田畑硝子工房があります。


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なかに入り、体験の先生と挨拶をそこそこに、アクセサリーを作り始めます。


体験のコースによって作れるものが違い、私たちはネックレスのトップにしました。



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作業台がこちら。


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沢山の硝子のかけらたち。

いろんな色で鮮やかな、そして光に反射してキラキラな空間でした。



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直径2センチほどのプラ板のような素材に、硝子をのせます。


これがね。意外にもね。


プラスチックのツルツルで硝子がすぐこぼれてしまったり、欠片の形が思うように噛み合わなかったり。

シンプルですが、とても繊細な作業でした。

なるべく沢山硝子をのせたい私が欲張りなのかもしれませんが…(笑)



体験が終わり、後日に焼成してもらい、郵送で完成品が届きます。



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出来上がりも綺麗。



これからつけるのが楽しみです。



体験できる作品も色々あるので、また違うものを作りに行きたいです。



紙とは違う作品を作るのも、なんだか良いかもしれないなぁ。


紙と言えば。


最近では活版印刷というものが気になっていて。


大人の科学マガジンという雑誌の付録ある、小さな活版印刷機がどうしても欲しくて(笑)


とうとう購入しました。


少しずつですが、試し刷りしています。


そのお話は、また次回に。

迎春

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遅ればせながら明けましておめでとうございます。


昨年(とくに12月)は忙しかった……。

年末イベントをフルで出たのは、もしかしたら初めてだったかも知れません。


そして空いた時間では年賀状印刷のための制作でした。


戌年なので、昔飼っていた愛犬を描こうと今年は決めていました。


が、帰宅後はぐったりすることが多く
思うように進まず、完成と印刷で仕上がったのは何と一昨日。

急いで挨拶文を書き足し、そのままポストへと投函する状態でした。


ふぅ。


その上、描く前は水彩と彫紙のどっちも作りたくて、そんな状況にも関わらず2つ作ろうかと無謀なことをしていました(笑)

時間に追われていることを心配したスクールの先生が、
犬のところだけ水彩にしたら?という一言で


なるほど!と納得し、この状態になりました。



結果、同じ労力には変わりませんでしたが(笑)


彫紙の部分と、平面作品が意外にも合うんだなと分かったことは、いい経験値になったと思います。



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もっと水彩部分をしっかり描き込んで、周りを豪華にしたら映えそうですね。



この作品で初めて透明水彩を使いました。

ずっと不透明か半透明の絵の具でしたが、透明水彩のにじみもすごく心地よくて、しばらく使えたらなと思います。


表現によっては、鉛筆の下書き線とも合うし。

このワンちゃんは下書き線を残しすぎですが…(笑)



迎える春と書いて、迎春。


まだまだ寒い日が続きますが、沢山の人のもとに

暖かい春が来ますように。




今年もよろしくお願いします。

12月25日の過ごし方。

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今年は日曜がクリスマスイブでしたね。

皆さんは素敵なクリスマスを過ごせたでしょうか?


私はがっつり仕事してました(笑)


お客様でも楽しそうな方々を見ながらのこの数日、ある時から12月25日という日の過ごし方が少し苦手になっていました。


写真も、クリスマスらしい写真がないので
少し前に友人と行ったスタバで見つけた、クリスマスカラーのフレーバーで、せめてそれっぽく(笑)


25日がどうのって言うと、恋人がいるいないで過ごし方が変わるみたいな話もあると思うのですが


まぁそれもなくはないです。


でもそれ以上に私には、埋めきれない穴がこの日にはありました。


クリエイティブな話にはほど遠いので、
今回興味をそそられない方はこのまま読まずに通り抜けて下さい。


クリスマスでの、私の父のことです。


私の父は、私が23歳の時に癌になりました。

ステージ3の胃癌でした。
 
癌細胞の切除の手術を含めて約一年ほど、抗がん剤治療などの闘病生活をしました。


手術から退院、そして自宅での療養と通院。


そして主治医から、「癌細胞がなくなったようなので、もう薬も卒業しましょう」と言われたのが、8年前の12月25日でした。
父にとっては
吐き気などの副作用と闘う、長い長い一年あまりの生活でした。


その日は家族とお祝いだねって話して。
小さな小さなケーキだけど一つだけ買って、楽しく過ごしました。


副作用で痩せてしまった父は、時々咳き込むようになり、猛々しいほどの生命力を感じる仕事人間だった時の面影もなくなっていました。

その代わりにこれまで言わなかったような、母の料理が美味しいと、母へ感謝の言葉を素直に言える優しさを持つようになりました。



その日のクリスマスも、変わらずに母の作るご飯を喜んで食べていました。

確か、好物のポテトサラダにはしゃいでいたような(笑)



のんびり年越しして、私が25歳になる誕生日が目前となったある日、突然父は倒れ、救急車で運ばれた後でそのまま帰らぬ人となりました。


クリスマスから10日後のことでした。


皮肉にも、本当に皮肉なことにも。


抗がん剤の副作用による間質性肺炎が原因でした。




25日の喜びと幸せを全て裏切られたような気がして。


その翌年から私はクリスマスが嫌いになりました。


もちろん父を蝕んだ癌も、抗がん剤を与えた医師ですらも、そして何よりも。


咳き込む父に病院につれていこうとすると、父は頑なに拒みました。


父なりに再発を怖がっていたのだと思います。
風邪とは違う、何か違和感のある咳だったと、気づいていたのでしょう。


それを横で見ながら、気づいてあげられなかった自分。
父の恐怖感から助けてあげられなかった自分。


間質性肺炎は、突発性と進行が恐ろしく早いと医師や、看護の仕事をしている従兄妹も話していて、このことはきっと誰も止められなかったとも言ってましたが、それでも私は自分を許せませんでした。


嫌いなクリスマスが来るたびに、仕事で全てを忘れるように過ごしてきました。


キラキラしたツリーやイルミネーションや飾りを見ると、離れた対岸から見るような気持ちでした。


そんなこんなで、七回忌も終えた今年。



どうしてかこのモヤモヤが一段と強かった今年のクリスマス。


彫紙アートで繋がっている、他校の先生のブログのある記事に目が止まりました。



その先生が彫紙を始めた時、癌で療養中のお父様がいたという内容と

先生のお父様が亡くなられた時も、私と同じような気持ちで彫紙の先生や作品づくりに救われたという内容でした。


読みながら、自然と涙が出ていました。


気づいたらその先生へメッセージを送っていました。


最後に家族と過ごしたクリスマス
亡くなった父のこと
それが自分の誕生日に近かったこと

その先生の記事で、どこか自分も救われたような気がしたのです。



丁寧なお礼文の中に、先生から「つらかったよね」という文字を見て、


ずっと誰にも言えない気持ちだったんだなと、やっとその時にわかりました。


8年間、私はずっとずっと自分を責めてきました。


嫌いなこの日に、先生の記事と巡り会えたこと。

都合のいい考えかもしれないけれど

父ももう良いんだよ、と言ってくれたような気がしたんです。



今でも父の気配を感じることがあって。


私のせいなのかなと、やはりその都度思うこともあって。


だからこの出来事は、表向きはただの偶然でも、私にとっては大事なことのような気がするんです。




うまくは言えない、書けないけれど

一つ自分の区切りをつける時がきたのかなと。




そういう意味でも、忘れずにいたくてここへ書きました。



大切な人と過ごしたい一日が、沢山の人にとって幸せなものでありますように。




さて。
足を運んだ展示や、友人と遊んだ場所
描いてる年賀状のデザイン
まだまだ書くことは沢山です(笑)



今年のうちに更新できるのかな?私。



今後も順不同で、のんびり書いていきます(笑)


長くなりましたが、それではこの辺で。

切る、折る、そして祈る。

おおおっと、前回の記事から早くも2週間。

今年のうちに更新したい内容の半分も書いてません。

危うく2018年に追い越されてしまうところでした。



さて。

先月のことになってしまいますが。
お茶の水駅からすぐ近くにある「おりがみ会館」に立ち寄り


「第二次切り折り紙の世界展」

に行ってきました。


フェイスブックでずっとフォローしていた川崎利昭さんの作品を見に行きました。

この会場では他にも有名なカジタミキさんや、中村隆行さんの作品も展示されていて、本物の神ワザ世界の人たちの集約でした………。


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千羽鶴のコンセプトから、本当に千羽で構成された作品。

おりがみ会館という場所の雰囲気と合わさって、とてもエネルギッシュな存在感です。

折ると祈るという字はよく似てるという、まさにその言葉通りだなと実感。




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切り折り紙のキット展開もありました。

個人的にこの見せ方はすごい良いなって。


彫紙でも活かせたらいいなぁと。


額に収めるだけでは、紙の美しさを伝えきるにはもったいないなぁと思うのです。




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カミヤ•ハセさんの作品。
ボトルの中に切り絵が入って、さらにはライトアップできるという秀逸な作品。

ボトルの中に紙。
それだけでもグッとくる要素を、さらにはライトアップ。
切り絵のライトアップは沢山ありますが、それがボトルになっただけでこんなに美しいなんて。


切り絵としても素晴らしいですが
ボトルオブジェが好きな人も、このハセさんのHPをぜひ見て欲しいです。

うっとりするようなデザインが沢山です。


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主催の一人である川崎さんのブース。



レジンの中に蝶やサソリや、いろんな昆虫や生き物の切り絵が入っています。
これがまた小さくて精密なのです。
………小さいから個々の作品が全然見えないですよね。

言い訳ですがこの日、ほんとカメラの撮り方が良くなくて………

川崎さんのももっと寄りたかったのですが。

緊張して全然アングルが安定できませんでした。
お約束のあがり症。


川崎さんの作品では、過去に明治の「ザ•チョコレート」でパッケージからサソリを立体にしたものがメディアで取り上げられています。

写真だけなら、ツイッターで見たことある人も多いのではないでしょうか。



さらに実はこの川崎さん、彫紙アートの方とも繋がりがあって

彫紙を知ってくれていたのもあって、作品や作家さんの説明(というかもはやプレゼン状態)や、お互いの作品づくりのことも、すごい話し合えました。


作品の内容から、てっきりバリバリ職人気質で寡黙なイメージをしてたんですけど、全くの逆ですごいフレンドリーでした。


フェイスブックもフォローしてますと伝えたら、お友達申請もして下さり。


改めて、SNSってすごいなぁと(笑)



川崎さんはレジングッズだけではなく、切り紙の作家さんとしてもすごい展示をされています。


実はひと目でも、ずっと本物を見たい作品があって。

来年こそは、そこでもお会い出来たら良いなぁと思っています。




とても良いご縁になったのではと、嬉しい帰り道になりました。




12月に入り作業量は減っていますが、色々な作家さんからの情報でわくわくしています。



今日は久しぶりに体調を崩していたこともあり、ゆっくり本を読みつつ、調べもの。


新しい発見もあったので、またここで書けたらと思います。




それではこの辺で。

動く油絵

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先月末、学生時代からの友人(もう十数年越し)と映画を見てきました。


ゴッホ 最後の手紙」という映画。


実写で撮影したフィルムから、油絵タッチに描きあげ、さらに加工し直した画期的な作品でした。


ペイントされた油絵の具が動く様子がとても素敵でした。


ストーリーは、ゴッホが亡くなった翌年での時間軸で、ゴッホに関わった人たちからゴッホ自身のビジョンを見出すというもの。

ゴッホ自身の主観ではなく、生前の彼に関わった人たちの視点から描かれていたのも魅力的的でした。



上野では吹き替え版でしか公開していなくて、知らずにみたら主人公が大好きな山田孝之くんでした(笑)

でもやっぱり、映画の口元の動きや表情、時代背景からしても字幕版が見たい。


ので、公開に間に合わなければDVD発売を待とうと思います(笑)



この日は映画の後に足湯カフェ、星乃珈琲でスイーツを堪能しました。


友人との近況話にも花が咲き、これだけ沢山の時間を話したもの久しぶりでした。


私の彫紙アートでの動きも応援してくれて、以前よりずっと心身ともに健康的になったねと言われました。


でも多分それは、それまでのことがあってこその事なんだとも感じています。


健康的とは言えなかった時の私は、足りないものを自分で作ろうという努力をしませんでした。
目の前のことで精一杯という言い訳を盾にして、自分を正当化していました。
さらにはそれを人に押し付けてすらいました。

これだけの情報社会で、これだけツールに溢れた時代で、これだけ最低基準でもきちんとした生活ができる環境で生きられる中で、微力ながらにもできることはあるということを、作品を通して知ることができました。


私は今になって自分と向き合う、人と向き合うということを学んでるのだと思います。



最近、またとある人の展示に足を運ぶことができました。


その話はまた後日。


年末は気持ちをしっかり整えつつ制作していきます。

「向き合う」ということ。

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前回も載せた、赤井都さんの「そのまま豆本」から作ったもの。



こちらはエレガントなデザインで、可愛らしさも増しています。



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豆本、とても作るのが楽しいです。



もともと本を作るのも夢だった時期があり、本が好きな私にとっては、豆本も魅力的です。



とりあえず、引き続きもう何点か作る予定。



ここ最近で、今後の自分の動きが変わるような出来事がありました。



多くは書けませんが、これまでの自分の考えを根本的に変える出来事の一つだと思います。




年に一、二度の展示に対して、どれだけのペースで制作するかというのが、これまでの動きでしたが

それだけでは、自分が思うようには成長しないことに気づきました。


その上で、今の自分の身に起きた出来事というのを改めて受け止めて、そして初めてやっと、今後どう制作と向き合うかが具体的に見えてきました。



制作にも計画性、目的をしっかり持たなければいけないし、そのためにも気持ちや体を大切にしなければいけないことにも気づきました。


え、今更?という感じもしますが(笑)



というのはまぁ、最近までとてもイライラすることが多く、なかなか自分の中から出ていってもらえないそのイライラに、随分苦しめられました。


イライラの原因も一つではなかったので、その都度対処していくのにも色々な方法が必要でした。


例えば不眠を解消するのに、寝る前に一杯のカモミールを温めて飲んだり。

ストレスで強張った体をほぐしたり

似たような経験談や価値観の人の作品に触れたり


出勤前の身支度にかける時間を増やして、気持ちの余裕をもたせたり。


好きなことをする以外でも、自分を労ることで、気づくことも多いです。



自分を大事にしようと気づいたのは、自分にとってやっぱり作品をつくることは、それなりの意味があるからなんだと思います。



自分自身との対峙も大きいですが、今関わっている先生方と作品を通して向き合ってきたことが支えになっているのかなと。


何気なく入ったこの世界で、これだけ大切な居場所になるとは思いもしませんでした。




何はともあれ、頑張っていきます。






 

つくること。

展示が終わって早くも2ヶ月あまり。


結果は別として、今年は割と去年よりも作品を作る機会が増えていました。
多分きっと、その集中力が切れてしまったのか、10月いっぱいまで疲労が抜けず、空っぽの状態でした。


何もせずに過ごしてしまうのは良くないので、たまには気分転換に何か他の作品を作ってみてもいいかも?と



ふと、かなり前に豆本を作りたかったことを思い出しました。



赤井都さんの「そのまま豆本」という本が、冊子の中に既にキット化された豆本があり、切り取って組み立てられる仕組みになっています。


2、3年前かな。買ったの。


まだ体調が優れない時期だったこともあり、結局眺めた後は本棚へしまったんですね(笑)



きっといい気分転換になると思い、いそいそと引っ張ってきました。



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こちらが作ってみたもの。
左側では唐突に見える500円硬貨。
大きさ参考になればいいのですが。


本の中の内容も、豆本のかわいさが最大に表現されたデザイン。


印刷は綺麗だし、作っているだけで幸せな気持ちになってしまいました。



のりづけではなく、糸とじになることで手作り感、あたたかみが増しています。





展示作品を振り返って、沈みがちだった気持ちも少しずつ回復してきました。



結果はどうあれ今年も、自分の目標はある程度達成できたのだと思います。


だからこそ、今後どうしていくかが考えられるのだと、今はそこを信じてみようかな。





ここもお休みしていたので、書きたいことは沢山です。

とりあえずは今日はこの辺で。